理容から　山崎實、中野竹治両氏が「現代の名工」に

Posted on | 11月 7, 2012 | No Comments

「現代の名工」に理容から、山崎實前神奈川県理容組合理事長と中野竹治全理連副理事長（福島県理容組合理事長）の2名が選ばれた。

厚生労働省は2012年11月7日、平成24年度の卓越した技能者（通称「現代の名工」）の表彰対象者150名を発表したもの。11月８日（木）に表彰式が行われ、厚生労働大臣から表彰状、卓越技能章（盾と徽章）および褒賞金（10万円）が授与される。

受賞理由は次の通り。

山崎實氏（76歳、山崎理容店）
長年、理容師業務に従事し、調髪等に係る優秀な技能を有し、カットアイロン技術の開発、多くの理容技術を分析し、現代の男女へアに対処できるシステムを開発するなど、メンズからレディスまで理容業の顧客ニーズの多様化に対応した技術向上に貢献した。
その卓越した技能で、全国理容生活衛生同業組合中央講師、全国理容競技大会審査委員を務めるなど、後進指導者の指導・育成に大いに寄与している。

中野竹治氏（70歳、ヘアーサロンワイルド）
アイロンを使用した整髪に関する技能に卓越している。自身が構築した、適切な毛髪の長さ設定、毛束幅の均一な抽出、熱管理、適正なテンション、薬剤の完全処理、の理論のもと、施術時間の大幅軽減、毛髪損傷の解消、自在な仕上がり表現を実現し、それまでのマイナス要因を打ち消して、アイロンの潜在能力を引き出した。
また若手技術者に技能を伝承し、各種理容競技大会で好成績を収めるなど、後進の育成にも多大に貢献している。

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