エステ ボランティア続く 日本エステティック協会
Posted on | 2月 26, 2012 | No Comments
日本エステティック協会は2012年1月30日双葉町埼玉支所で、2月11日には宮城県・亘理町仮設住宅で、ボランティア活動を行った。
双葉町埼玉支所でのボランティア活動
【実施日】 2012年1月30日(月)
【参加人数】 3名
【内容】
双葉町埼玉支所でのボランティア活動をはじめてもう半年近く経ちます。
はじめは1,000名以上の被災者の方が避難していましたが、仮設住宅や借上げ住宅、公営や民間の賃貸住宅などへ移られ、今は500名の方が生活していらっしゃいます。埼玉支所に残られている多くは高齢の方で、わたしたちのボランティアを楽しみにしていただいています。
1月30日にうかがったときは、ちょうど事故調査委員会と双葉町民とのタウンミーティングが行われていた日。今日はタウンミーティングに行ってしまって、みんないないよ、と支所の方に言われ、ちょっと心配でしたが、時間になるといつものみなさまが集まってきてくれました。
埼玉支所は廃校に成った高校を利用した避難所で、その日は洗濯物が教室の中に干してあるのが見えました。ボランティアの上田勝美さんが「洗濯物の部屋干しが気になって、わたしのサロンでは精油の3点セットを取り扱っているのですが、エアーフレッシュナーの作り方を添えて、お渡しできたら部屋干しの臭いも和らぐかな」と。いろいろなかたちで支援は広がって行きます。
宮城県・亘理町仮設住宅でのボランティア活動
【実施日】 2012年2月11日(土・祝)
【参加人数】 16名
【内容】
前回訪問した際に「こんなにステキな体験であれば、ぜひ仮設住宅以外の被災者の方にも実施してほしい」というご意見をいただき、今回のボランティアでは、FM局を通じて近隣のみなさまへもお声がけいたしました。
ちょうどこの日は3.11の月命日にあたり、外出されている方が多かったようですが、多くの方が集まってくれました。
11月に訪れたときと同様、みなさま、震災に負けずに復興に向けて確実に進んでいるという状況でした。生活環境が変わり、その環境に順応し、たくましく生きようとする姿にわたしたちは逆に励まされます。ただひとり、帰る家もなく、同居する家族のいない方が、元気に笑いながら「先のことを考えても不安になるだけだから、わたしは明日のことだけを考えて生きて行きます」と話されているのが印象的でした。
【日本エステティック協会のボランティア活動】
一般社団法人日本エステティック協会が東日本大震災の被災者に向けたボランティア活動を開始したのは2011年の夏から。
協会の会員がおこなえることは、エステティックを使ったコミュニケーション、………被災者のみなさまに癒しや心のゆとりを感じていただいたりすることです。
協会では、そんなエステティックが被災者のみなさまに必要とされるときは、生活が少しずつ落いたころから、復興までの時期であると考えました。
広く多くの地域でエステティックの支援をおこなっていくことは難しいことで、限られた地域での活動となりますが、その地域のみなさまとふれあいを持ち、お手伝いができればと思っております。
協会では、東日本大震災のボランティア活動を長期にとらえ、継続的におこなってまいります。
(情報/ニュースリリース)
タグ: 日本エステティック協会, 東日本大震災