12月13日は 美容室の日、西洋髪結 の正宗卓さん
Posted on | 12月 21, 2009 | No Comments
「12月13日は美容室の日」、これを提唱して7回目のその日(2009年12月13日)を迎えた正宗卓さん。
この「美容室の日」は、美容室はお客様があってはじめて続けられる。そこでそのお客様に感謝の日をと思い立ったのが純粋な動機。それには一年の最後の月、12月がいいとし、日にちは美容=BEAUTY の「B」は1と3と分解できるとして「13日」とした。
年に一度のお客様感謝の「美容室の日」には、それぞれの美容室がそれぞれの考えでお客様への感謝の何かを試みてはどうかと提案する。正宗さんの美容室「西洋髪結」8サロンでは、その日は全メニュー半額のサービスを実施している。昨年も1サロン1千部あたりの8千部のチラシをつくり、近隣地区にポスティング。それによる新規客もあるようで各店賑わいを見せた。
このお客様感謝と同時に、美容師としてできる「社会貢献」をと盲導犬育成事業への寄付活動を掲げている。盲導犬は目の見えない人の目となり杖となる貴重な役割りを持っている。だが、この育成には多くのお金がかかるといい資金不足から難儀しているという。 これを知った正宗さんが盲導犬協会への寄付活動を決めたもの。そして「美容室の日」と「盲導犬育成支援活動」を「みんなでやろう」と呼びかけたものだ。
正宗さんはこの7年間を振り返って「独りで始めたんですから大きな期待はしてません。ですが、結構多くの人たちが賛同されています。寄付もしていただいてます。勿論、これからも続けていきますが、より多くの人が『美容室の日』と盲導犬への寄付活動を進められることを願ってます」と語った。
お客様への感謝の思いは誰もが持っている。だから、みんながやれば、サロン業は消費者から慕われ、社会からも評価されるはず、そして不況に負けない神話が復活するに間違いない。正宗さんの願いはそこにある。
(記事/美容かながわ新聞)
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