全理連ナショナルチーム育英支援の会 に名称変更
Posted on | 12月 3, 2009 | No Comments
全理連ナショナルチームのメンバーの支援のために設立された国際理容技術育英会が、当初予定されていた中央理容専門学校(現、中央理美容専門学校)からの資金提供が学校会計法上難しいことから、改めて会の内容および名称を変更して12月1日より再出発した。
11月に開かれた第6回全理連理事会で承認されたもの(写真)。
1992年東京で開催された世界大会で金メダルを獲得したのを機に、当初、中央理容専門学校から5000万円の出資金を元に、その金利収入などで、全理連ナショナルチームを支援するために設立された国際理容技術育英会だが、学校会計法上出資が難しいことから、全理連中央講師や全理連理事らの寄付を元に支援をしていた。
収益に税金がかからない学校会計では、その収益金を基本金として積み立て、内部留保す ることができる。ただし基本金は使用目的が限定されており、目的外の支出はできない。これは学校会計の基本だが、出資を申し出た当時の校長は認識がなかったようだ。
そこで、今回改めて出資を「会の趣旨に賛同する者による協賛金」(第6条)にするとともに、名称を変更、また支援内容も金額を明記するなど透明性をはかった。
なお、現在の基金の残高は2725万4856円。そのうち返済中の貸付金は340万円と報告された。
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