次世代ヘアカラーAI「ReFa AI color recipe PRO」を発表 ハイトーン技術をAIで再現
Posted on | 12月 17, 2025 | No Comments
ハイトーンカラーの高度な施術技術をAIで再現する、プロ向け次世代ヘアカラーAIソリューションが登場した。
美容・健康関連製品を手がける株式会社MTGは、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市CES 2026において、新製品「ReFa AI color recipe PRO(リファ エーアイ カラーレシピ プロ)」を出展すると発表した。

プロフェッショナルの技術をテクノロジーで再現する同社の取り組みを、日本発のソリューションとして世界に向けて発信する考えだ。
「ReFa AI color recipe PRO」は、ハイトーンカラーの高度な施術技術をAIで再現する、プロ向け次世代ヘアカラーAIソリューションで、施術前に髪の状態を撮影するだけで、約4,500通りのカラーレシピの中から顧客の要望に最適な処方を瞬時に導き出す。

本製品のカラーレシピは、ハイトーンカラー分野で高い評価を得ているトップスタイリスト、鈴木翔貴氏(株式会社ALLZ)が監修した。豊富な経験と知見をアルゴリズム化した独自データベースが、再現性の高いカラー提案を可能にしている。
アプリケーションの開発は、戦略的パートナーである株式会社FABIAが担当し、MTGはブランディングおよびマーケティングを主導する。サロン現場における生産性向上と顧客満足度の最大化を狙う。
施術後には仕上がり写真をアップロードすることで、AIが結果を分析し、3つのスコアカテゴリーでフィードバックを提示する仕組みを備える。初心者からベテランまで、誰もが安定した品質の施術を行える点が特長だ。さらに、サロンやスタッフごとの施術データを可視化する管理機能を搭載し、教育・経営・顧客体験を一体で支援する「PRO仕様」となっている。
近年、ヘアサロン市場では白髪ぼかしやブリーチを用いたハイトーンカラー需要が拡大している一方、高難度施術の習得には時間と経験を要し、サロン間で品質差が生じやすいという課題があった。MTGはこうした課題に対応するため、施術品質の標準化とスタイリスト育成の高度化を目的に本製品を開発した。
今後は、ヘアサロンだけでなく美容学校などの教育現場への展開も視野に入れる。専用カラー剤の開発も進めることで、施術精度の向上と品質の均一化を図り、若手スタッフの早期戦力化や離職率低下につなげたい考えだ。AI技術を核に、ヘアサロンの持続的成長と美容業界における新たな市場創出を目指す。
タグ: MTG, ReFa, リファエーアイカラーレシピプロ
























