脱毛は生存問題との認識 韓国社会の価値観が浮き彫りに
Posted on | 12月 17, 2025 | No Comments
「脱毛治療はかつて美容の領域とされていたが、いまでは生存の問題だ」。李在明韓国大統領の発言が話題となっている。
聯合・共同通信によると、李大統領は2025年12月16日、世宗で開かれた政府会議の場で、脱毛治療薬を公的医療保険の適用対象とするよう、鄭銀敬保健福祉相に検討を指示した。その際、脱毛が人にとって深刻な問題であることを強調し、「最近は生存の問題として受け止められている」と述べたという。
報道によれば、韓国で2024年までの5年間で脱毛治療を受けた人は約110万人で、人口の約2%に相当する。内訳は男性が56%、女性が44%だ。一方、日本では脱毛や薄毛治療は自由診療が原則で、かつらについては一部自治体で費用補助制度が設けられているにとどまる。
脱毛を「生存の問題」と位置づける点には飛躍も感じられるが、美容や外見を重視する韓国社会ならではの価値観を反映した発言ともいえそうだ。
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