介護美容 導入施設が4年で13倍 広がる福祉理美容の需要
Posted on | 11月 11, 2025 | No Comments
11月11日は記念日の特異日で、「独身の日」「ポッキーの日」「チンアナゴの日」などが知られているが、美容サロン業界では「ネイルの日」「介護の日」がある。
「介護の日」は厚生労働省が定めた啓発記念日で、福祉理美容や訪問福祉美容など、介護美容に取り組む美容サロン事業者が増えている。また、介護施設でも入所者のQOL(生活の質)向上の観点から、介護美容を積極的に取り入れる動きが広がっている。
介護美容については、入所者の心身の活性効果や自尊心の回復などの面で顕著な効果がみられることから、介護美容を導入している施設は2021年の39施設から2025年には536施設へと、約13倍に急増している(総務省)。
少子高齢化が進む日本では、理美容をはじめとする美容サービス全体の需要が減少傾向にあるなか、福祉・介護分野の需要は確実に拡大している。この需要を取り込むには、介護美容に関する知識や技術の習得が必須だが、さらに施設への営業活動も求められる。この営業活動が、意外に高いハードルとなっているようだ。
タグ: 介護美容, 福祉理美容, 訪問福祉理美容

























