日本エステティック機構が資格制度の認証事業
Posted on | 11月 27, 2009 | No Comments
NPO法人 日本エステティック機構(奥野貴司理事長)は、エステティックサロン、エステティック機器の認証事業に続き、「エステティシャン試験制度に対する認証事業」を行なうことにし、11月25日公表した。申請受付は2009年12月25日から。
日本エステティック機構が行なう「エステティシャン試験制度に対する認証事業」は、エステティシャン個々人を認証するのではなく、試験制度そのものを認証するもので、2007年5月に公表された「エステティシャン指針」に則った事業。
認証された試験制度の合格者は、一定水準の知識と技術を有していることが証明され、消費者にとっては、エステティシャンの技能に関して安心・安全の目安が得られる、としている。
審査方法は、試験制度の内容及び実施機関が、認証基準に適合しているかどうかを同機構審査委員会及び判定委員会で慎重に審査・判定する。
この制度では3年ごとに更新審査が行なわれ、更新審査では、認証審査と同様の審査が実
施される、という。
認証にかかる経費は、初期認証経費 3,000,000 円 、認証後の登録料 2,000 円×合格証発行数、更新経費 1,000,000 円。
国家資格など公的資格ではない任意の認証制度にしては、経費が高額なことから、早くも批判の声が上がっている。また、経費の問題以前に、業界にはエステティックの資格認定を行なっている団体があり、資格認証の二重構造を指摘する意見もある。二重に認証を行なった場合、その経費は結局はエステティシャンが負担することになる。
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