中野製薬、「ラデュラ」でCFPを開示
Posted on | 9月 5, 2025 | No Comments
中野製薬株式会社は、2025年7月24日に発売した理美容プロフェッショナル向けヘアケアブランド「LADULLA(ラデュラ)」において、製品ライフサイクル全体での温室効果ガス排出量を可視化するカーボンフットプリント(以下、CFP)の算出を実施した。
同社はこれまで、一般流通向けヘアスタイリングブランド「ナカノ スタイリング タント」(以下、タント)や一部OEM製品にてCFPを算出・開示してきたが、今回の「ラデュラ」による算出は、理美容プロ向け製品への対象拡大となり、業界内での環境配慮の新たな指標を打ち出した。

CFPとは、製品やサービスが「原材料の調達」から「廃棄・リサイクル」に至るまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスを、CO₂換算で数値化したものだ。数値が大きいほど環境負荷が高いことを示し、企業の活動が気候変動にどれほどの影響を与えているかを客観的に把握できる。
2050年カーボンニュートラルの達成を目指す流れの中で、製品やサービスにおける排出量の可視化は、企業価値を高めるうえで不可欠な要素となりつつある。理美容業界においても、持続可能性への取り組みは避けて通れない課題となっている。
中野製薬は今後もCFP算出・開示を拡充し、開示対象商品のさらなる拡大を進めるとともに、温室効果ガス排出量そのものの低減にも注力するとしている。
中野製薬によるCFPの取組みの詳細(WEBサイト)
https://www.nakano-seiyaku.co.jp/sustainability/cfp/
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