理美容サービス、総合指数を下回る推移続く【2025年7月CPI】
Posted on | 8月 22, 2025 | No Comments
総務省は2025年8月22日、2025年7月分の消費者物価指数(CPI、2020年=100)を公表した。
理美容関連サービスでは、エステティック料金を除き、総合指数や生鮮食料品を除く総合指数を下回る水準で推移している。エステティック料金以外の項目は、前年同月比でも総合指数に及ばない状況が続いているのが実情だ。

一方、前月比ではパーマネント代とヘアカラーリング代が総合を上回るなど、一部に改善の兆しもみられる。対照的に、エステティック料金は変動がなく「0」にとどまった。
食品価格の高騰が続くなか、理美容関連サービスへの支出は依然として抑制傾向にある。料金改定の動きも広がらず、業界としては厳しい環境が続いているといえる。
2025年7月の消費者物価指数
| 項目 | 指数 | 前月比 | 前年同月比 |
|---|---|---|---|
| 理髪料 | 104.6 | 0.1 | 1.2 |
| パーマネント代 | 105.8 | 0.3 | 1.4 |
| カット代 | 106.0 | 0.1 | 1.5 |
| カラーリング代 | 106.2 | 0.3 | 1.8 |
| エステティック料金 | 115.9 | 0 | 9.1 |
| 生鮮食品を除く総合 | 111.5 | 0.1 | 3.2 |
*生鮮食品を除く総合は季節調整済値で前年同月比は参考
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