台湾式理容文化が観光コンテンツとして注目
Posted on | 6月 5, 2025 | No Comments
インバウンド需要への取り組みは日本に限ったことではない。台湾でも同様の動きがあり、外国人観光客をターゲットにした宿泊施設「バーバーショップホステル」を併設する理容室が話題を集めている。
注目されているのは、台湾の「泊まれる理容室」こと「華谷理容院(ホァーグゥーリーロンユェン)」。地下1階・地上3階建ての施設で、1階が理容室、上階が宿泊施設という構成。理容室を起点に観光ツアーを企画するほか、移動型洗髪車による街頭イベントなど、積極的な経営戦略を展開している。
この取り組みは、「より豊かなライフスタイルを過ごすヒントを最大化するメディア」を掲げる『Pen』が2025年6月4日に紹介。「台湾カルチャーが凝縮された“台湾式理容院”が楽しい」と題された記事で報じられた。
記事では、日本式の理髪技術や設備、欧州式のグルーミング、中国式の顔面スキンケアや耳かきなどが融合した、台湾独自の理容文化に言及。こうした理容室は台湾各地に存在し、「台湾カルチャーを体験したい観光客に人気」として紹介された。
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