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店販購入率は美容室18.5%・理容室11.5% 購入者の9割が満足

Posted on | 5月 22, 2025 | No Comments

店販は収益向上にとどまらず、顧客の固定化にも寄与する重要なマーケティング手段だが、実際に理美容室で店販品を購入する客は、美容室で18.5%、理容室で11.5%と低水準にとどまる。

一方、購入経験はないが店販品に関心を抱いている層は、美容室で17.3%、理容室で12.1%存在する。適切な提案や接点づくり次第で、新たな購買につながる可能性を秘めている。
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ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)は2025年5月22日、「美容サロン店販調査2025」を発表。店販に関する顧客意識や購買行動を明らかにした。

購入後に中止した顧客も存在する。美容室で16.4%、理容室で7.3%が過去に購入経験があるが継続していない。また、理美容室の店販品に対して「興味がない」と回答した客は、美容室で46.5%、理容室で69.1%にのぼる。

この違いには顧客層の男女比が影響している。調査対象を見ると、美容室(n=2036)は63.8%が女性、理容室(n=881)は11.9%が女性。一般に男性は店販品への関心が低く、提案の仕方や商品選定に工夫が求められる。

主な調査結果は以下の通り。

店販購入の決定タイミング(複数回答)
「来店前にネットなどで商品情報を確認し、購入を決めていた」が最多。次いで「施術中にスタッフの説明を受けて」「カウンセリングでの提案」と続く。

店販購入の理由(複数回答)
「スタッフのすすめ」「サロン限定商品」「施術中の使用感が良かった」といった信頼・体感ベースの理由が中心。

店販の満足度(単一回答)
「とても満足」「まあ満足」を合わせると、美容室で92.6%、理容室で91.1%。9割以上が店販に満足している結果となった。

購入後の変化(複数回答)
「品質の高さを実感」「継続購入意向」「スタッフ・サロンへの信頼が増した」といったポジティブな変化が多数。

購入中止の理由(複数回答)
「欲しい商品がない」「現在利用していないサロンで購入した」「価格が高い」が上位に。女性客は特に価格面への抵抗が強い。

店販購入しない理由(複数回答)
「価格が高い」が最多で、「一度買うと他にも勧められそう」と心理的な警戒感もみられる。

理美容室が店販を強化するには、価格や提案の仕方、商品ラインアップの見直しに加え、信頼関係の構築がカギとなる。

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タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 店販実態調査, 店販調査

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