沖縄で広がる「抵抗性アタマジラミ」
Posted on | 2月 24, 2025 | No Comments
市販の治療専用シャンプーでは効かない「抵抗性アタマジラミ」の感染が沖縄県で広がっている。
『沖縄タイムズ』が2025年2月23日伝えた。
「抵抗性アタマジラミ」の治験に取り組んでいる、科研製薬(東京)と琉球大学によると、沖縄は抵抗性アタマジラミの検出率が全国一高い、という。
また国立感染症研究所(06~10年)の全国調査によると、他県の抵抗性アタマジラミの検出率は10%に満たないが、沖縄は95・9%と突出して高い。
記事では、欧米では1990年代から確認され、何らかの形で本土より先に沖縄へ持ち込まれたとみられる、と分析している。
耳後部や後頭部の毛根に微小の楕円形の卵のようなものが付き、フケと違って簡単に取れない場合はシラミに感染している可能性が高い、といわれる。
理美容師さんが発見した場合は皮膚科への受診を勧めるとともに、人から人へ感染する可能性があるので、使用器具などの消毒をより徹底する必要がある。
『沖縄タイムズ』
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1531709
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