『ゆびさきに魔法』(三浦しをん著・文藝春秋)
Posted on | 12月 14, 2024 | No Comments
『ゆびさきに魔法』(三浦しをん著・文藝春秋)。『ネイルオブザイヤー2024』を受賞した三浦しをんさんの「クスリと笑えて胸温まる」新刊本。
月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリスト。月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。
登場人物がふるってる。
大沢星絵:求職中の新米ネイリスト。独創的なセンスの持ち主だが、基礎技術に少しだけ難アリ。すぐに人と打ち解ける高い能力を持つ一方、酒に飲まれると記憶を綺麗に失う。
松永:居酒屋「あと一杯」の大将。巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居をまたごうとしない。煮付けを大沢に溺愛されている。
上野琴子:子育てに忙殺される。ネイルをしたいが、「母親失格」と思われるのではと気に病んでいる。
村瀬成之:国民的人気を誇るイケメン俳優。ネイルを心から愛するも、パブリック・イメージからそれを明かせずにいる。
月島は、新米ネイリスト・大沢星絵を得て、お客様の爪に魔法をかけていく。ネイルをすれば、育児中の母親も、おっさんも、人気俳優も幸せになれる。ネイル讃歌の小説。
『ゆびさきに魔法』
出版社 : 文藝春秋
発売日 : 2024/11/25
単行本 : 368ページ
ISBN-10 : 4163919198
ISBN-13 : 978-4163919195
寸法 : 13.2 x 2.2 x 19cm
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