パーマネントが回復の兆し
Posted on | 5月 10, 2024 | No Comments
<家計調査/2024年1-3月期>
総務省は2024年5月10日、2024年1-3月期の家計調査(二人以上の世帯)を発表した。理髪料、パーマネント代、カット代の支出金額はいづれも前期比マイナスだった。
1-3月期の消費支出も前期比マイナスで、理髪料を除き、他の美容系への支出は消費支出を上回り落ち込んだ。諸物価が高騰するなか、消費者の節約志向がうかがえる。
消費支出に占める割合を示した家計調査係数(*)はグラフの通り。期によって多少の振れはあるが基本的には横ばいで推移している。
前期比ではすべてマイナスだったが、前年同期比はパーマネント代が10%を超えて伸長した。他の調査からも低迷していたパーマネントが回復の兆しがみえる。
*)家計調査係数=消費支出を10000として算出した数値。消費支出に占める割合がわかる
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