組合員1名が死亡 全壊8件、営業困難60件
Posted on | 1月 19, 2024 | No Comments
能登半島地震で石川県の行野欣也理事が被害状況を説明
能登半島地震で大きな被害を被った石川県の行野欣也理事(石川県理容組合理事長)が2024年1月19日に開催した全国理容連合会理事会で、組合員関係の被害状況など説明するとともに、義援金などの支援に感謝した。
石川県内の組合員の被災状況は、無事を確認132件、不明1件、死亡1名(珠洲地区)、調査中19件。死亡した1名は組合員で妻も死亡した。
家屋関係は、全壊8件、営業困難店舗60件、状況不明・調査中23件、営業再開は63件という。
調査中が多いのについて行野理事は「いまだに交通・通信関係が遮断されている地区が多いため」と説明。現場を見た行野理事長は被災した店舗は被害がひどく「再開できるかは疑問ですが、被災した組合員に寄り添って支援をしていきたい」と語った。
なお、大森利夫全理連理事長は1月15、16日の両日被災地を見舞い、義援金を組合に手渡した。
理事会では、被災した個々の組合員に対する支援として全壊10万円、半壊はAランクからCランクに分け5万円、3面円、1万円を贈る。そのほか、組合員が一般の被災者をボランティアでカットした場合、1回につき1500円を組合員理容師に支給し支援する。ボランティアカットは県組合が中心になって行い、期間は2か月を予定している、ことなどを決めた。
*写真は、議案審議に先立ち、黙とうをささげる全理連理事、役員ら。
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