理美容サロンなどへの貸付枠 1200億円に
Posted on | 1月 22, 2011 | No Comments
理美容サロンなどへの貸付を行う公的機関、日本政策金融公庫の生衛関係貸付枠が平成23年度は1200億円になった。22年度の貸付枠は1400億円で、2年続けての減額。
生活衛生貸付は平成11年には貸付枠3200億円、貸付実績2048億円あったが、年円貸付実績は減り、平成21年度は最低の625億円まで落ち込んだ。22年度も同程度と見込まれている。
貸付実績に見合う形で貸付枠も平成13年2530億円、14年2300億円、17年22億円、19年1800億円、20年1750億円と減額されてきた。
貸付実績が減少している背景には、生活衛生業が衰退していることもあるが、
厚生労働省では、各種調査より生衛業界の資金需要は高いもののニーズを満たしていないとし、公庫の貸付制度、手続きなどになどについて、現在開催している「生活衛生関係営業の振興に関する検討会」に生活衛生関係営業に係わる税制及び融資制度ワーキンググループを設置して検討し、理容美容業者がより借りやすい制度を検討することにし、融資面でも業界の振興をはかることにしている。
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