まつ毛エクステンション 危害相談が4割　PIO-NET2022年度

Posted on | 7月 25, 2023 | No Comments

PIO-NET（国民生活センター）に寄せられた2022年度の「まつ毛エクステンション」の相談件数は157件で前年度比11件（8％）増えた。また危害相談は63件あり、相談件数の4割を占めた。

相談件数の多くは、予約手続き、料金、仕上がり具合などに対する不満と推測される。

危害以外の相談内容は、「契約・解約」105件、「接客対応」56件、「販売方法」30件、「価格・料金」17件、「表示・広告」16件、「法規・基準」6件など。
危害相談の内容は、「その他の傷病及び諸症状」24件、「皮膚障害」23件、「刺傷・切傷」6件、「感覚機能の低下」6件のほか「熱傷」も1件ある。

PIO-NETでは「理美容」分野として、「理髪サービス」、「美容院」、「まつ毛エクステンション」、「着付サービス」、「エステティックサービス」、「育毛・増毛・発毛サービス」、「他の理美容サービス」についてデータ化しているが、「まつ毛エクステンション」の危害相談率40％は他を大きく上回る。

なお、「まつ毛エクステンション」は2020年度まで「他の理美容サービス」に区分されていたため、2020年度以前の相談件数はわからない。

＜相談内容＞
1、ネットで予約したまつ毛エクステンションをサロンとの行き違いでキャンセルになったらキャンセル料を請求された。支払うべきか。

2、クーポンサイトを通しまつ毛パーマの予約をしたら一方的にキャンセルされ個人情報を悪用された。店の対応に納得できない。

2023年7月末時点でのPIO-NETデータ。

【関連記事】
PIO-NET「理美容」分野の2022年度相談件数
https://ribiyo-news.jp/?p=39267

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