理美容店などの「屋内全面禁煙」は76.8%
Posted on | 1月 28, 2023 | No Comments
厚生労働省は2023年1月27日、「喫煙環境に関する実態調査」(令和3年度)の結果を発表した。
同調査は「健康増進法の一部を改正する法律」が令和2年に全面施行された後の状況を調査し、施行後5年を目途に、さらなる対策の必要性を検討するための基礎資料を得るために行った調査で、今回で3回目。
理美容店は、劇場、映画館、観覧場、展示場、公衆浴場(銭湯、入浴施設)など生活衛生業と一括して集計されている。(n=469)
火をつけて喫煙するたばこの喫煙の調査結果は、「屋内全面禁煙」78.5%、「喫煙専用室設置」5.3%、「左記以外」16.9%、「不明」1.3%だった。「屋内全面禁煙」は前回の令和2年度調査では80.4%だったので、1.9%低下した。
全体では、「屋内全面禁煙」が71.6%で、理美容店などはこれをやや上回った。
加熱式たばこの喫煙の調査結果は「屋内全面禁煙」76.8%で、こちらも全体の70.3%を上回った。
同じ生活衛生業でもバー、キャバレー、スナックなど飲酒をともなう店舗の全面禁煙は20%台と低い。
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