2022年の美容科入卒学者数　前年並み　理容科はやや増

Posted on | 12月 22, 2022 | No Comments

令和4年度学校基本調査
文部科学省は2022年12月21日、令和4年度学校基本調査を発表した。美容科は入学者数2万0076人、卒業者数1万5881人で、いづれも前年比ほぼ横ばいだった。

専修課程全体では、18歳人口が長期に減少していることから、入学者数は30万人台の大台を割り込み、前年比7％減の28万5千人台に落ち込んだが、ほぼ横ばいだった美容科は健闘しているといえる。若者の美容師人気は続いている。

美容科卒業者数は前年比13％減で、今年の春の就職は求職に有利だったと推測される。美容科の場合、入学者数から卒業者数の比率はマイナス13％で、中途退学者が多い。また卒業者のうち、他分野へ就職する卒業生も300名近くいた。

理容科の入学者数は981人（前年比4％増）、卒業者数は731人（同22％増）だった。入学者数は500人台まで落ち込んだが、昨年に続き今年も900人台だった。卒業者数は2019年から3年間500人台だったが、今年は大きく回復した。

男女比は、美容科の場合は男性2割強、理容科の場合は女性4割が続いているが、この傾向は今回の調査でも大きな変動はなかった。

なお、文科省の学校基本調査は学校法人が対象で、理容師美容師養成施設には、学校法人格を取得していない施設もあるので、同調査が美容科理容科の入卒業者のすべてではない。

タグ: 学校基本調査, 理容科入学者, 美容科入学者

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
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【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
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【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2025年3月3日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.80-3.80％
・有担保融資の基準金利：1.80-3.40％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.95％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報