全国理容連合会 火災ワイドプラン廃止へ
Posted on | 11月 28, 2022 | No Comments
全国理容連合会は、火災共済制度の上乗せ制度として平成21年より運営してきた火災ワイドプランの廃止を2022年11月17日の理事会で決めた。
多発する災害に備え店舗造作など営業の什器一式を補償する制度だが、損害率の低い地域の加入が少なく、運用開始以来、毎年、保険金を上回る保険料が発生していた。
このため幹事会社の損害保険ジャパンより制度改定の申し入れがあったが、損害率の低い地域の加入が見込めないことや加入者の条件が悪化することから、同連合会共済制度委員会は制度廃止の方針でまとまっていた。
なお、直近の加入件数は1159件、2022年4-10月までの損害率は196%で、保険金の倍近くを支払った。
2023年7月1日以降、更新組合より順次廃止する。
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