美容室のコロナの影響はマダラ模様
Posted on | 7月 4, 2021 | No Comments
コロナの前後で、美容室は客数や単価などが減少した店が多いものの増えた店もあるなど、影響はマダラ模様だった。
また美容室の顧客は、メニュー、店舗の選択動向に変化がみられたのがわかった。
美容室の求人・転職専門サイト「ビューティーキャリア」(運営・ゲイン)は、美容師・一般顧客各計200名に「コロナ禍においてお客様のニーズや美容師の働き方はどう変化した?」を調査し、2021年7月1日その結果を発表した。
美容師への質問
・客数の変化
減った:59%
増えた:11%
変化なし:30%
・客単価の変化
減った:63%
増えた:13%
変化なし:24%
・出勤スタッフ数の増減
減らした:59%
増やした:11%
変化なし:30%
・転職活動の意識の変化
転職を控える:45%
転職を考える:36%
変化なし:19%
一般顧客への質問
・オーダーするメニューの変化(グラフ)
コロナ前はわずか2%だった「カットのみ」の人が、コロナ後は75%と大幅に増えた
・メニューを変化させた理由
費用の抑制:62%
身だしなみを以前より意識しない:17%
気分転換:4%
その他:17%
・1回あたりの費用の変化
「3,000円以下」または「3,000円~5,000円」と回答した人がコロナ前は32%であったのに対し、コロナ後は72%と、40%も増加した。
・美容室の選び方の変化(グラフ)
「通いやすさ」を選ぶ人が25%増えた一方、「技術力」は20%減少した。都会地の有名サロンから最寄りの美容室に変えた人が多いのがうかがえる。
調査を行ったビューティーキャリアは、「働くスタッフについては、コロナで転職活動になんらかの影響を与えたという結果になりました。働き方について話し合ったり、研修を行うなどして、フォローするとよいでしょう。コロナ禍に負けずに、お客様とスタッフ、どちらも過ごしやすい店舗運営を目指しましょう。」とまとめている。
【調査概要】
調査対象者:1都3県在住/美容師および一般顧客(インターネットを利用している男女)
回答数 :美容師・一般顧客 各計200名
調査期間 :2021年4月2日~2021年4月8日、2021年4月13日~4月22日
詳細は
https://beauty-career.jp/special_contents/page/186
(情報/プレスリリース)
タグ: ポストコロナウイルス, 新型コロナウイルス, 新型コロナウイルス調査