人口動態と密な関係にある理美容業
Posted on | 4月 17, 2021 | No Comments
理美容業など生活関連サービス業は、人口動態と密接な関係があります。
人が多くいるところには多くの店舗が、少ないところはそれなりの店しか営業できないのが普通です。人の数に見合った店舗しか営業できないのは、需要と供給の原則のとおりです。
理美容業の場合は、幸い原材料費や初期投資が比較的低いので、一日数人の来客があれば事業継続が可能です。自宅併設店の一人営業なら固定費は安く、原材料費はそれほどかかりません。こんな事情から理美容店は増え続けているのだと思います。
同じようなことが人口の年齢構成比の動態にもいえます。少子高齢化の到来がいわれて久しいですが、これからもさらに少子高齢化が進みます。グラフ(上)はNBBA「サロンユーザー調査」2021年から採録した日本の女性人口の推移ですが、8年後の2030年には高齢者人口がいっそう増えるのが一目でわかります。男性人口も同様です。
高齢者は増え、若年層は減ります。
高齢者を対象にした訪問理美容や福祉理美容に対応している理美容店はすでに多くありますが、今後さらに需要は高まるのは間違いありません。
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