アルテ2020年12期決算 売上高7.4%減にとどまる
Posted on | 2月 12, 2021 | No Comments
ジャスダック上場のアルテサロンホールディングスは2021年2月9日、2020年12期決算(連結)を発表した。コロナ禍の決算だったが、4月の落ち込みを持ち直し、売上高(連結、以下同)は7,867百万円(前年同期比92.6%)とマイナス7.4%にとどまった。
営業利益は123百万円(同24.0%)、経常利益は303百万円(同57.8%)。また、感染症に係る臨時休業による損失339百万円を「感染症関連損失」として特別損失に計上したため当期純損失は196百万円となった。
グラフは、同社が1月12日に公開した2020年3月から12月の売上前年比(3日移動平均線、調整値、主要子会社)データだが、コロナで4月に大きな影響を受けたのがわかる。その後は持ち直している。
同社はコロナ禍の影響の長期化が想定される中、来店促進対策やPB商材販売強化などの客単価アップ施策を中心に講じるとともに、スタッフ向けオンライン動画教育の取り組みを進展させ、生産性向上の布石と収益基盤の構築に取り組んでいる。
デザイン系サロンではSNSを利用したスタイリストの美容情報の発信強化、またホームページでの来店施策を重視し、サロンごとの特色を活かした魅力あるコンテンツによりWeb予約システムやメール会員獲得による集客の強化に注力している。
なお、当期における同社グループの連結子会社店舗数は、332店舗(Ash126店舗、NYNY/ニューヨークニューヨーク40店舗、SD/スタイルデザイナー99店舗、C&P/チョキペタ57店舗、株式会社ダイヤモンドアイズ10店舗)となり、海外店舗数1店舗(シンガポール共和国)を加え、333店舗となった。
(情報/IR)
タグ: アルテサロンホールディングス, 決算