スキンケア・メークの行動と意識のうつりかわり
Posted on | 12月 1, 2020 | No Comments
ポーラ文化研究所は、調査レポート「平成から令和へ スキンケア・メークの行動と意識のうつりかわり」を2020年11月30日発表した。15~64歳の女性1,500人を対象とし、平成から令和における化粧行動・意識の変化に関する分析を行った。
【調査結果サマリー】
1.化粧品購入時の情報ソースに変化。 リアルの場の情報から、 ネットを介する情報へシフト
・平成元年、 10年、 20年、 令和元年ともに、 ほぼ全世代で「店頭の商品そのもの」が情報ソースのトップ。
・インターネットが普及した平成の時代はデジタルの情報ソースが増加。 雑誌の記事、 店員や友人・知人といったリアルな場での情報から、 WEBサイト情報やネットのクチコミなどへシフト。
・令和元年の15~24歳では、 「Instagram」「Twitter」「動画コンテンツ」といったネットを介する情報ソースが上位。
2.スキンケア・メークの開始年齢は若年化。スキンケアの開始はメークより早い
・若い世代でスキンケア・メークの開始が早い。スキンケアの開始はメークに比べて早く、特に若い世代で顕著。
・令和時代、スキンケア・メークの開始年齢はさらに若年化が進む可能性がある。
3.スキンケアは現在(調査時点)・令和ともに日々の習慣として認識されているとみられる
・スキンケアは現在(調査時点)と令和ともに全世代で、「日常」「日課」「習慣」といった普段の生活に根付いたワードが多い。
4.現在のメークでは「身だしなみ」が最も多い。15~34歳では、メークは自分に自信を与える存在という意識も
・現在のメークは全世代で「身だしなみ」が最も多い 。 一方、令和では25歳以上で「自然」「ナチュラル」が目立つ。自由回答からは“厚化粧にならない、つくりこみすぎないメーク”“自分らしく、自然でいたい”という思いも。
・15~34歳では、 現在・令和ともに「自信」というワードが多くあがった。 メークは自分に「自信」を与えるもの といった意識がうかがえる。
※3.4番目の項目はスキンケア・メークが現在どのようなものか、 令和ではどのようなものであって欲しいか自由回答形式でたずね頻出ワードを分析した。
なお、レポート詳細はポーラ文化研究所ホームページで公開。
調査レポート https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/report/pdf/201130heiseireiwa.pdf
【調査概要】
調査名:ポーラ文化研究所化粧調査 2019
調査時期:2019年6月29日(土)12時 ~ 7月2日(火)10時
調査方法:インターネット調査
分析対象:首都圏(埼玉県、 千葉県、 東京都、 神奈川県)に居住する15~64歳の女性1,500人 ※中学生を除く
(15~19歳、 20~24歳、 25~29歳、 30~34歳、 35~39歳、 40~44歳、 45~49歳、 50~54歳、 55~59歳、 60~64歳:各150人)
(情報/プレスリリース)
タグ: スキンケア, ポーラ文化研究所, 調査