コロナで客数減、「従業員の確保難」は改善
Posted on | 8月 9, 2020 | No Comments
「経営上の問題点」
日本政策金融公庫が2020年8月4日に発表した「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」(2020年4~6月期)「経営上の問題点」によると、理容業美容業とも「顧客数の減少」に悩む経営者が大幅に増えた。コロナの影響で来店を控えた客が多かった。
「客単価の低下」もわずかながら増えた。逆に美容業では20%前後で推移してきた「従業員の確保難」が9.8%で前年同期比-10.3%、前期比-8.8%と改善した。来客数が減り従業員を補充しなくても経営に支障がないと判断した経営者が多かったようだ。
また「原価を価格に転化できない」についても理容業美容業ともに10%ほど減った。
コロナで「経営上の悩み」が変った感がある。
理容業の「経営上の問題点」
「顧客数の減少」77.9%(前年同期比20.8%増)
「客単価の低下」29.0%(同2.0%増)
美容業の「経営上の問題点」
「顧客数の減少」81.2%(前年同期比20.7%増)
「客単価の低下」29.8%(同5.2%増)
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タグ: 新型コロナウイルス, 日本政策金融公庫, 経営上の問題点