田谷2020年3月期決算 売上高10.1%減
Posted on | 5月 1, 2020 | No Comments
東証一部上場の大手美容サロン、田谷は2020年4月30日、2020年3月期決算を発表。売上高は8,746百万円(前期比10.1%減)で、大幅に減少した。昨年10月からの消費増税の影響に加え、第4四半期以降の新型コロナウイルス感染拡大による消費減退、外出自粛等の影響にともない客数が既存店ベースで-8.2%減少するなどし、売上高が著しく減少した。
この結果、営業損失は384百万円(前期は営業利益14百万円)、経常損失401百万円(前期は経常利益10百万円)となり、さらに減損損失164百万円を特別損失に計上したことなどから、当期純損失は384百万円(前期は当期純損失41百万円)となった。
来期の業績見通しについては、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない現状では、業績に与える影響を合理的に算定することは困難であるとし、次期の業績予想は未定とした。
なお、同社は継続企業の前提に関する重要事象が発生しているが、収益力の改善と本部費用の削減をはかるなど経営努力を図る一方、今後1年間に必要となる追加的な資金調達について、取引金融機関等を含め交渉を進めているとしている。
(情報/IR)
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