岩井みゆき最高師範が「着物ファンタジック」
Posted on | 11月 24, 2019 | No Comments
横田富佐子総合美容文化会は2019年11月19日、第253回例会を開催。教養講座は竹元正美元東宮侍従、技術講座は岩井みゆき全国講師会最高師範が担当した。
教養講座(写真・上)は竹元正美元東宮侍従(元ホンジュラス及び元ウルグアイ大使)による「皇室のお姿」。今上天皇が皇太子時代に東宮侍従を務め、昭和天皇の最後の拝謁を賜った講師が、御代代わりの今、タイムリーなテーマで講演した。
世界最古の王朝である皇室の歴史から始まり、皇室外交の役割りや重要性など普段知ることのできない皇室に関する興味深い話題を紹介した。
技術講座(写真・下)は岩井みゆき全国講師会最高師範(千葉益子賞花嫁着付けコンクール・振袖部門最高得点賞、百日草花粧会講師 創作委員)による「着物ファンタジック」。
営業に役立つ着付、帯結び・タオル補正から成人式と和装花嫁の2作品の着付を展示。現在、レンタル衣装店や呉服屋さんとタイアップしているサロンが多い中、自力で呼べるだけの技術・努力・信頼感が求められるとした。
お客様の着物をお預かりした段階で「古典」「粋」「可愛い」の3パターンに分け、それに合わせてヘアスタイルを考えるのが大切で、着付は「補正に始まり補正で終わる」が講師の持論。細かい解説を加えながらオリジナルで作り上げた。補正の小物も使用し、理論に基づき計算された着付と匠の技に触れることができた。かつらを使用せずに地毛で作り上げた新日本髪は圧巻であった。
(情報/ニュースリリース)
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