有機溶剤なしで剥がせるジェルネイル開発へ
Posted on | 10月 29, 2019 | No Comments
ネイルサービスの主要メニューのひとつ、ジェルネイルは剥がす際に多量の有機溶媒を使う必要があったが、有機溶剤を使わずに剥がせる塗装用材料の素材が開発された。日刊工業新聞・ニュースイッチが2019年10月29日伝えた。ジェルネイルのほかペンキ剤、皮膜剤などへの応用が期待される、という。
産業技術総合研究所機能化学研究部門の山本貴広主任研究員らと、ネイル流通業のTATとの共同開発。
開発した素材を使い、「365ナノメートル(ナノは10億分の1)の近紫外光を10分間照射すると液晶成分の凝集構造が変化し、液晶と樹脂が分離。基材となるアルミニウムと混合物の密着性が、光照射前の10分の1になることを確認した」という。
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