理美容など生衛関係の令和2年予算 53億円を要求
Posted on | 8月 30, 2019 | No Comments
令和2年度予算概算要求
厚生労働省は2019年8月29日、同省所管関係の令和2年度予算概算要求について発表。理美容業など生活衛生業関係の予算要求額は前年度を3億円上回る53億円を要求した。
このほか、「新しい日本のための優先課題推薦枠」を含めると56億6千万円になる。
同予算は「生活衛生関係営業における生産性向上を推進するため、生産性向上ガイドライン・マニュアルのさらなる普及・定着とそれを活用した個別相談等や、最低賃金の引上げの影響が大きい生活衛生関係営業者に対する収益力向上等に関するセミナー等を実施するとともに、業の振興や発展を図るための組織基盤の強化を通じた衛生水準の確保・向上、相談支援体制の強化等を行う」ための予算。
生衛業の生産性を向上させるため「生活衛生関係営業者における生産性向上の推進等」として3億円(前年度比0.9億円増)が含まれる。
また財政投融資資金計画では、日本政策金融公庫の生活衛生関係営業者に対する融資として前年度と同額の1,150億円の貸付枠を要求した。
生活衛生業関係予算は、日本政策金融公庫への利子補給のほか、前述の生産性向上推進、営業振興等対策、同補助金事業などに充てられる。
例年だと12月に閣議決定され、年明けの国会で承認を受ける。
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