美容系サロン利用者の43％は既にキャッシュレス対応

Posted on | 7月 11, 2019 | No Comments

消費税増税にともなう政府の消費軽減対策で理美容業界もキャッシュレス化を推進しているが、理美容サロンを利用する顧客のうちキャッシュレス決済ができず不便を感じたことがある人は、「よく利用する」人で11.9％、「たまに利用する」人で20.9％いることがわかった。また「キャッシュレス決済が利用できれば、もっと物販の購入やメニューの追加がしやすくなる」と回答した人が約4割いることから、キャッシュレス決済の導入は収益向上のポイントになりそうだ。

ホットペッパービューティーアカデミーが2019年7月11日発表した「美容サロンにおけるキャッシュレス決済に関する調査」による。

調査対象は、「美容室/ヘアサロン」「ネイルサロン」「アイビューティーサロン」「リラクゼーションサロン」「エステサロン」の美容系サロンの20～49歳の消費者男女1,344人。

①美容サロンでキャッシュレス手段を利用することがありますか？の問いに、「よく利用する」25.3％、「たまに利用する」17.9％、合わせて43.2％の人がキャッシュレス決済を既に利用している。（美容系サロン全体）

②【美容サロン ジャンル別】キャッシュレス決済ができず不便に感じたことはありますか？（回答は下のグラフ）
「ネイルサロン」「アイビューティーサロン」ではキャッシュレス決済の導入は緊急の課題といえそうだ。

③美容サロンでキャッシュレス決済が利用できるようになれば、もっと物販の購入やメニューの追加がしやすくなると思いますか？（回答は下のグラフ）

調査を実施したホットペッパービューティーアカデミーの岡本華奈子「ホットペッパービューティーアカデミー」研究員は、
『ホットペッパービューティー』でも、店舗検索の際に「カード支払OK」という条件で絞り込みを行うユーザーが多く見られます。今回の調査の結果からも、美容サロンはキャッシュレス決済の導入によって物販購入や当日のメニュー追加など、売上アップの可能性もありそうです。

消費税増税に伴う「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象店舗であれば、今後消費者は、キャッシュレスで決済すると5%または2%のポイント還元を受けられることから、よりキャッシュレス利用ニーズの高まりが予測されます。
とコメントしている。

（情報／ニュースリリース）

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