化粧品の市場規模 縮小へ
Posted on | 10月 27, 2009 | No Comments
矢野経済研究所は10月21日、08年の化粧品市場に関する調査を発表した。
「化粧品市場に関する調査結果2009」がその調査で、08年度の市場はブランドメーカーの出荷額ベースで、2兆3144億円で前年比99.6%とマイナス成長だった。昨年秋以降の経済不況の影響を受けた。
08年度は、バイオやナノ、有機化合物などの最先端テクノロジーを保有する企業の新規参入や、通販や訪販などの販売ノウハウを持つ企業の新規参入があり、市場での競争は激化している、と分析している。
09年度の予想は、引き続き不況の影響を受け、予想額2兆3005億5000万円と5年前の市場規模を下回るまでに落ち込むものと見込んでいる。
同社が発表した化粧品市場規模推移と09年予想
04/2兆2718億57百万円
05/2兆3048億91百万円
06/2兆3029億72百万円
07/2兆3236億98百万円
08/2兆3144億00百万円
09/2兆0335億50百万円
タグ: 化粧品市場, 矢野経済研究所