北九州市立高等理容美容学校の民営化検討
Posted on | 9月 21, 2018 | No Comments
国内で数校しかない公立の理美容学校のうちの一つ、「北九州市立高等理容美容学校」が近年赤字が続いていることから、市の教育委員会が2018年9月19日開いた市議会で学校の民営化に向けた検討を始めたことを明らかにした。
NHKなどの報道によると、
同校「理容科」でこの10年間定員割れが続き、一昨年の外部監査で、年間およそ8000万円を市が負担していることが指摘されていた。
教育委員会は、理容科の維持を条件とする一方、学校の入るビルの賃借料の減免や学校の備品の無償譲渡などの支援策を提示して譲渡先を探し、今年度末までに民営化するか判断する、としている。
公立の理美容学校としては、横浜市立商業高校別科(Y校別科)として理容科美容科が関東では知られているが、昭和30年創立の北九州市立高等理容美容学校はY校別科に次ぐ歴史ある公立の理容美容学校。定員は理容科、美容科とも40人。
北九州地区では理容学校がないことから、教育委員会は経営主体を代えてでも存続させたい意向という。
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