REGALO HAIR & SPAが金賞
Posted on | 7月 5, 2018 | No Comments
Takara Business Creation Awards 2018
タカラベルモントグループは2018年7月3日、サロンデザインコンペ「TBCA(Takara Business Creation Awards)2018」(ティービーシーエー(タカラ ビジネス クリエーション アワーズ)2018)の結果を発表した。
このコンペは、設計力・デザイン力・提案力の向上を目的に、全国のタカラスペースデザインのデザイナーが設計した理容・美容サロン、デンタル・メディカルクリニックの中から、特に優れたものを選出しているコンペティション。今回で28回目の開催。6月に同社東京本社で行なった。
タカラスペースデザインの所属デザイナー約100名によって、昨年1月~今年3月の間に手掛けられた1,000件以上のサロン・クリニックの中から、約250作品に対して一次審査で約70点を選定。さらにその中から、最終審査対象として理美容部門19点・医療部門9点がノミネート。
当日会場では、デザイナーによるプレゼンテーションが行われ、サロンデザインのコンセプトや設計のポイントなどを発表。
特別審査員として、有限会社スキーマ建築計画主宰 長坂常氏、株式会社マウントフジアーキテクツスタジオ代表取締役 原田麻魚氏、株式会社商店建築社 月刊商店建築編集部 編集長 塩田健一氏らが参加し、厳正な審査が行われた。
【理美容部門 設計デザイン賞 金賞】REGALO HAIR & SPA
理美容部門 設計デザイン賞 金賞に選出された「REGALO HAIR & SPA(レガロ ヘア&スパ)」(東京都品川区)は、10坪の新規開業案件で、3席の個室からなる小さな美容室。それぞれの個室は、用途や気分によって使い分けできる個性的なデザイン。
しかし、全体を見た時には広がりや一体感を感じられる構成に設計。また、シンプルな空間デザインに対し、「皮革」や「引っ掛ける」をキーワードに、温かみや親しみを感じられる演出も加えられ、審査員からは、素材の使い方や世界観の表現力、全体がうまく調和しまとまっている点などが高く評価された。
【理美容部門 設計デザイン賞 銀賞】Sark(サーク)
服装や持ち物からオーナーの好みを推測し、デザインに落とし込んだ新規開業案件。壁を一層レイヤー状に設けるというシンプルな操作で、狭い空間に表情と多様性を演出。
【理美容部門 設計デザイン賞 銀賞】iroca(イロカ)
美容室における外部空間に着目。元々店舗外に設置されていた屋根を活かし、外部からエントランスへと続く一本のラインとして取り込み、空間の連続性を形成。外で施術されているかのような空間を演出。
【理美容部門 設計デザイン賞 銀賞】こころ
オーナーの要望であった「和風」「半個室」「他店と差別化できるオリジナリティー」を具現化した新規開業案件。和の空間構成で落ち着きと特別感を演出する一方、暖簾や欄間、ミラーへの映り込みによって、仕切られつつも拡がりを感じられる空間を演出。
【理美容部門 設計デザイン賞 銀賞】ANY(エニー)
店販品購入やメンテナンス相談など、施術がなくても立ち寄れるよう、待合とセット面の間に席を配置。客数やお客様の要望に応じた使い方ができ、選択肢が広がる。オフィス街という立地でいかに入りやすくするかを考慮。
【理美容部門 設計デザイン賞 商店建築特別賞】Optional Hair (オプショナル ヘア)
家族4人で営む理容室。「仲の良い家族の一体感とそれぞれの専門家としての独立性」「外の喧騒には閉じ、内では広がりを感じる空間」を表現した。
(情報/ニュースリリース)
タグ: タカラ ビジネス クリエーション アワーズ, タカラベルモント, 店舗デザイン