上質客を誘導する「理容ヒビヤ」に期待
Posted on | 4月 5, 2018 | No Comments
2018年3月29日に開業した「東京ミッドタウン日比谷」で、有隣堂が手がけた新業態「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」の理容店が話題になっている。
ヒビヤ セントラル マーケットは、「商業施設の中に小さな街を作る」ことをイメージし、
メガネのショップ「CONVEX」、アパレルショップ「Graphpaper」、雑貨を扱う「Library」、居酒屋・定食店などにまじって「理容ヒビヤ」(写真)が入る。本屋さんが手がけた商業施設だが、本業の本屋スペースは申し訳け程度。
「理容ヒビヤ」を手がけるのは、藤井実さん。埼玉県川越市の「理容室FUJII」3代目店主で、理容業界では「ヒゲデザイン論」で知られる。また理美容業の基本である衛生消毒にも力を入れており、歯科医院でも使用されている消毒剤を活用した「複合消毒システム」を導入し、医療レベルの衛生体制を整えている。
「理容ヒビヤ」の店内は、戦前のコーケン社製品を思わせるレトロな理容椅子が配置され、バーバーショップスタイルをアピールしている。
なぜ理容店が注目されるかというと、定期的に訪れる客が見込めるからだ、という。しかも「上質な客」の来店が見込まれ、ヒビヤ セントラル マーケット全体の活性化が期待される。
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