美容消費の拡大には個客対応
Posted on | 9月 6, 2017 | No Comments
TISA基調講演で滝川睦子滝川社長
滝川は2017年9月5日、東京・台場のグランドニッコー東京・台場で、第39回TISA全国経営者大会を開いた。
「人口減の時代の美容消費の拡大とは」をテーマに基調講演を行った滝川睦子滝川社長は、生活者としての消費意識や価値感の変化を年代別、男女別にわけて詳細に説明。これからは大流行は起きずにプチ流行的な流行にとどまることや、増え続ける老年人口は時代経過にかかわらず共通した特徴があり、この年代への対応の重要性を強調。またアトピーや食物アレルギー、花粉症などの環境トラブルは増え続け、理美容・エステでは敏感肌への対応が求められることなどを語った。
一方、業界は従業員の確保難になっているが、従業員の満足度を上げることが顧客満足につながり好循環を生むとした。
滝川社長は講演の中で、いくつかのキーワードを挙げたが、なかでも「安心」「安全」、「エビデンス」「こだわり」のキーワードのもとに、「一人ひとりのお客様に喜ばれる美容サービスの提供が美容消費の拡大につながる」と結んだ。
続いて元横綱・大乃国の芝田山康氏が「道は開く」のテーマで講演。角界入りの経緯から修業時代の苦労話をおもしろおかしく語り、さらに会場にスポーツ記者がいないことを前提に、稀勢の里の調子について「私が見た限り、不調」と最新情報を明かした。大相撲秋場所は9月10日に初日を迎える。
講演は、コメンテーターとして活躍している元官僚の岸博幸氏の「これからのビジネスを取り巻く経済動向とIT動向」などがあった。
また、講演会場のエントランスでは「トータルビューティフェス2017」が行われれ、大勢の理美容店経営者らが来場し、トータルビューティサロンに不可欠な最新の機器や機材を体験したり、係員から説明を受けていた。
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