TISA全国経営者会議2014開く
Posted on | 9月 11, 2014 | No Comments
TISA全国経営者会議2014・第36回経営者セミナーが9月9日、東京・港区台場のホテルグランパシフィックLE DAIBAで開かれ、前日同会場で開かれたタキガワトレードフェアに参加したディーラーをはじめ理美容店経営者、エステティックサロン経営者ら342人が著名講師の講演を聴講した。
まず、TISA運営委員会代表委員の岩田一良東和会長が開会宣言。「デーラーは安売競争をやめ、理美容サロンにとって価値のある活動をして業界に貢献しよう」とあいさつ。
ついで滝川睦子滝川社長が基調講演を行った。
滝川社長は、美容マーケットが多方面に複合的に広がりをみせていると語り、政府の成長戦略にそったグレーゾーンの解消、健康サービス産業として成長が期待されている美容業界の可能性を強調。滝川社では、利益よりコンプライアンスを大切にし、扱う商材は確かなエビデンスを求めると方針を説明し「お客様の生活を豊かにするための事業を行っていく」と語った。
このあと、滝川晃一滝川会長が登壇し、美容ライト脱毛の安全性を語り、「さらばグレーゾーン、さらば医師法違反」と訴えた。
外部講師による講演は
ジェンダー問題や女性の社会進出に詳しい大崎麻子氏が、世界各国の取り組みと、日本の現状について講演、理美容業界でも積極的な女性の登用を促した。
分化会は
・岩田松雄リーダーシップコンサルティング代表「ミッション経営:企業の原点に戻る」
・原田曜平博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー「『さとり世代』のライフスタイル大解剖!」
・奥村康順天堂大学医学部教授「不良長寿のすすめ」
の3クラスが行われた。
免疫学の権威でもある奥村康順天堂大学医学部教授は、安倍総理の大腸性疾患の特効薬であるステロイド薬は気分をハイテンションにする副作用があり、「総理就任後の動向をみると、薬が効きすぎているようだ」とジョークを交えながら、というよりはジョーク満載の講演だった。
ちなみに近年患者が増えているアトピー性皮膚炎は、石鹸を使わないモンゴルや日本でも江戸時代にはなかったといい、界面活性剤の皮膚に与える影響を指摘していた。
講演の最後は、斎藤孝明大文学部教授「人間関係をつくる コミュニケーション力」で締めくくった。
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