日本髪を結うデモスト ポーラ美術館
Posted on | 8月 17, 2017 | No Comments
神奈川県箱根町のポーラ美術館は、開催中の「日本の化粧道具と洋画でひもとく よそおいの近代」展に関連して、2017年9月2日(土)に日本髪を結うデモンストレーションイベントを開催する。
同展では、日本の化粧道具や浮世絵、雑誌、洋画を含めた約150点により、幕末から昭和にかけてのよそおいの歴史や美意識の変遷を紹介。女性の装いの変遷を見るうえで髪型は重要な要素であることから、日本髪を結うイベントを開催することにしたもの。
日本髪のバリュエーションは江戸時代に数百を数えた、という。明治期になり西洋の文化が流入したあとも広く結われていたが、明治18年におこった束髪運動によって徐々に衰退。お歯黒やそり眉などの伝統的な化粧が新たな化粧文化へと変遷するのに合わせて、髪型も変わっていった。
日本髪を結うイベントでは、日本でも数少ない結髪師である林照乃氏が、江戸時代から明治時代にかけて結われた「日本髪」から、明治・大正時代に流行した髪型「束髪」に結いなおすデモンストレーションを行い、それを村田孝子ポーラ文化研究所シニア研究員が解説する。
開催要項
日時 9月2日(土)14:00~15:30(開場13:50)
場所 ポーラ美術館・講堂
参加費 無料(要当日入館券)
先着100名
(情報/ニュースリリース)
タグ: ポーラ美術館, 日本髪, 束髪