外れにくいネイルチップ 東芝が実証実験
Posted on | 3月 18, 2017 | No Comments
個人の爪の形状を正確に抽出して、3Dプリンターで外れにくいネイルチップを作るサービスの実現に向けた実証実験が2017年4月下旬から始まる。
現在、市販されているものは大きさが限られ、爪に完全にフィットできず、外れやすい。それを解決するために行うのが今回の実験。
実験を行うのは、東芝。
まず利用者は、指先を撮影し、そのデータを東芝のクラウドに登録。東芝の画像認識技術を使い、爪の形状や輪郭線を抽出。利用者は欲しいネイルチップをスマートフォンから注文すると、登録されたデータを基に個人の爪に合ったチップを3Dプリンターで作成する。ネイル装飾は、ネイルチップのベンチャー企業michiが行い、利用者の自宅に送る。注文から約3週間で届くという。
東芝では、2017年4月下旬からの大型連休にかけて、「渋谷ヒカリエ」などの商業施設で一般向けの実証実験を行う予定。
東芝は、ネイルの潜在需要は多いと見ており、実験が成功すれば手軽にネイルを人が増えるものと期待している。ネイル人口の裾野が広がれば、ネイルサロンにとってプラスになるかもしれない。
いま何かと話題になっている東芝だが、さすがは大企業、原子力から爪先までとターゲットは広い。でも本体は大丈夫なのかな?
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