美容室開業の借入金の目安
Posted on | 2月 26, 2017 | No Comments
美容室開業の資金調達計画 その3
「開業資金を借り入れられることができるのはいくら?」
今回は、開業資金を借入する場合の自己資金はどれぐらいあったらいいのかという、お話しです。自己資金と借入金のバランスがよくわからず、「わたしはいくらまで借りることができるのでしょうか」というご質問をよく受けます。
日本政策金融公庫で美容室新規開業の創業融資を受けられる場合についてお答えしましょう。
借りたい金額の1/2~1/3の自己資金が必要です。
たとえば、総額800万円でお店をつくりたいと考えたとします。
そうすると、自己資金として250万円ご用意されていれば、借り入れは500万円程度可能と考えられます。
審査がありますので、かならず借りたい金額の1/2~1/3の自己資金でいいのかというとそうでもないですが、目安としてご自身の場合にあてはめてみてください。
ただ、最近、日本政策金融公庫も「美容室に貸し過ぎかも」と思い始めている節があります。政策が変わることはよくあり、今月から急に、貸出しが渋られる傾向がでるかもしれません。
なので、安易に「自己資金は半分あればいい」と思わず、コツコツと必要な開業資金を、開業に必要な金額に向かって貯蓄することとをおすすめしたいです。
次は、「資金調達の準備はどうするか」です。ゼロリスクはあり得ないというお話しです。
どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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