日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)が会見
Posted on | 2月 17, 2017 | No Comments
佐藤慶子理事長が認定制度などを説明
日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)は2017年2月15日、千葉県舞浜のホテルオークラ東京ベイで、総会に先立ち会見を開き、同機構の目的や認定、認証事業などについて、佐藤慶子理事長が説明した。
まつ毛エクステに関しては、厚生労働省の検討会を経て美容師の業務になり、日本理容美容教育センターの教育が始まったが、その後も事故が減らないことから、昨年末に理容師美容師養成施設の教育内容が見直され、まつ毛エクステが必修として扱われるようになった。
このような経緯を受け、同機構では厚生労働省や理美教センターの教育プログラムに沿う形で、①まつ毛エクステンション衛生管理士、②まつ毛エクステンション安全技術師、③認定機構3級、④同2級、⑤同1級、さらに⑥認定講師、の教育、検定、認定の制度を設けた。
これらの認定のうち、①②③の3資格保持者に「認定アイデザイナー」、認定1級保持者に「認定トップアイデザイナー」の称号を与える。
また、同機構が定めた条件を満たす、「認定校」と、美容師養成施設を対象にした「美容養成校」を認定。さらにスタッフ全員が認定アイデザイナーであることを条件にした「認証サロン制度」を設けた。さらに、グルー・リムーバー・その他の道具などについても独自の自主基準を定め、より安全なまつ毛エクステンションの普及を図ることにしている。
厚生労働省が、まつ毛エクステンションを検討していた当時、10を超える団体があり、それぞれ独自に教育を行っていたが、理美教センターにより教育内容が決まったことで、佐藤慶子理事長は「教育プログラムの統一化ができ、より安全、安心なまつ毛エクステンション技術の普及をはかり、消費者への情報提供を発信していきたい」と語った。
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