「セルフまつげエクステ」の危険性を告知へ まつれん
Posted on | 11月 9, 2016 | No Comments
まつれん(まつげエクステメーカー連合会)は2016年11月8日開催した第3回まつ毛エクステンション業界会議で、危険性が指摘されている「セルフまつげエクステ」について、まつエク業界上げて一般消費者に告知、啓蒙していくことを決めた。
「セルフまつげエクステ」は、一般消費者に有料で指導してセルフで付けさせるもので、2016年3月9日の衆議院厚生労働委員会で、初鹿明博議員(維新)が、無資格者に4時間ほどの指導で資格(任意)を与え、さらに修得した人が他の消費者を指導できるという行為は、美容師法との関係などから不適切と指摘していた(*)。
実際、まつエクをセルフで行う場合、開眼して行うので危険性は高い。初鹿明博議員が質問した時点では被害情報はないものの、自己責任を前提としているため、被害の把握も難しい。
まつれんでは、健康被害ゼロを目指して事業を展開しているが、この「セルフまつげエクステ」は看過できない行為として、「セルフまつげエクステ」に関係する団体には協力しないこと、また一般消費者には必要な関連情報を提供することを決めていた。
今回、まつエク教育団体や専門サロン団体らが参加した業界会議で、参加者全員が「セルフまつげエクステ」の危険性を認識するとともに、健康被害防止の観点から、一般消費者にその危険性を告知し、啓蒙することを決めた。
具体的には、「セルフまつげエクステ」が危険なことや、まつエクは美容師が行う技術であることを、バナーや印刷物、SNSなどを通じて告知していく。
(*)初鹿明博議員が危険性を指摘した、2016年3月9日の衆議院 厚生労働委員会
https://www.youtube.com/watch?v=1mdpx5vMieA
タグ: まつれん, まつ毛エクステンション, セルフまつげエクステ