美容室が立体的に把握できる立面図
Posted on | 8月 31, 2016 | No Comments
設計図面の読み方(全5回)その4
立面図
立面図、内装の仕上げをあらわした図です。部屋の中心を視点にしてぐるりと東西南北みまわした、4面が描かれます。内装がどのように仕上げられるのか、イメージしやすいのがこの図面の特徴です。
立面図は、内装だけでなく、家具の確認もはいるので、確認枚数が多くなります。
たとえば、添付の図面は、11坪の美容室様の立面図の一部です。
ドアの高さ、窓の高さ、家具の戸棚の高さや位置、壁や家具の素材、家具のサイズの詳細、配置する鏡やシャンプー台の場所の位置やサイズの確認などが、チェックできます。
また、内装や家具だけでなく、スイッチやコンセントの位置、エアコンの位置、換気扇の位置や高さも確認できます。
部屋の中央に立ったつもりで、全体のイメージを把握しましょう。
個室を設けたり、トイレも造作する場合は、それぞれの間取りの立面図も、忘れず吟味してください。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
タグ: 夫婦二人で開業する!こだわり美容室