3年間で倍増、男性型脱毛症 の薬 プロペシア
Posted on | 10月 15, 2009 | No Comments
男性型脱毛症の薬として、アメリカでは97年に発売されたフィナステリド(商品名プロペシア)。日本では萬有製薬が国の認可を得て05年から発売しているが、処方する医療機関、売上げを順調に増やしている。
同社によると、現在(08年)、プロペシアを処方する医療機関は3万施設以上に増え、服用者数は18万~19万人に。国内の売上げは、06~08年で67億円から127億円と3年間で倍増している、という。
プロペシアは男性型脱毛症以外の脱毛症には効果がなく、男性型脱毛症の患者でも一説によると、四分の一は劇的な効果があるが、四分の一は効果が見られない。残りは多少効果がある程度という。
現在、医療行為にもかかわらず保険の適用外だが、平均的な費用は、初診の検査料と診料で計1万円から2万円程度。1ヶ月の薬代が3万円~3万5千円程度、このほかヘアケア用の用品がかかる。専門医は半年は続けなけば効果は判定できないとしているが、テレビで宣伝している専門サロンよりは費用が安いことから、売上げを順調に伸ばしているようだ。
(情報/一般報道などによる)
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