中野製薬の「メラニン産生促進剤」が特許に
Posted on | 9月 23, 2015 | No Comments
中野製薬は、関西大学などとの共同研究の成果として出願していた「メラニン産生促進剤」に関する特許が特許査定されたことを2015年9月18日発表した。
特許査定後、所定の手続きを行うと、特許権が発生する。
「メラニン産生促進剤」に関する特許とは、植物に広く含まれる『フラボノイド』の生理活性に着目し、特定の構造を有するフラボノイドにメラノサイト(色素細胞)のメラニン産生を促進させる効果があるという発見内容。
白髪は、毛根部に存在するメラノサイトの活性が低下してメラニン色素が産生されなくなることが原因の一つとして考えられるため、今回の発見はこれまで課題とされていた白髪の予防・改善につながるものとおおいに期待される。
・発明の名称:「メラニン産生促進剤」
・発明の内容:アカセチン、ケンフェライド等のフラボノイド化合物を有効成分とし、メラニンの産生を促進することで、毛髪の黒色化を図って白髪を予防または改善したりする医薬品、医薬部外品又は化粧品に関する特許である。
・特許権者 :国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、中野製薬株式会社
・出願番号 :特願2010-146931
・出願日 :平成22年6月28日
・登録番号 :特許第5769387号
・登録日 :平成27年7月 3日
(情報/ニュースリリース)
タグ: 中野製薬, 特許