美容39講座、理容13講座 「専門実践教育訓練」に指定
Posted on | 1月 31, 2015 | No Comments
厚生労働省は2015年1月30日、教育訓練給付金の対象となる「専門実践教育訓練」の指定講座を発表した。昨年10月に続いての指定で、新たに美容学校39講座、理容学校13講座が指定された。
「専門実践教育訓練」制度は、就職できる可能性が高い仕事で、必要とされる能力や、キャリアが長く生かせる能力の習得を目的とし、指定講座を修了すると本人が学校などに支払った経費の一部が支給される、雇用保険の給付制度。
昨年10月には美容学校44講座、理容学校7講座が指定を受け、今回の追加指定で美容学校83講座、理容学校20講座が指定された。
なお全体では、今回728講座が指定され、前回分と合わせると1568講座になる。
厚生労働省の「専門実践教育訓練」とは別に、文部科学省は「職業実践専門課程」を2013年に設けている。これは中央教育審議会の答申に基づき、キャリア教育・職業教育の教育水準を高めるための制度で、専門分野での関連業界との連携などが認定基準になっている。
理美容学校でも国際理容美容専門学校のように「専門実践教育訓練」と「専門実践教育訓練」の両制度の指定を受けている学校も複数校ある。
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