2014年理美容関係の物価指数　パーマは2.9

Posted on | 1月 30, 2015 | No Comments

総務省が2015年1月30日発表した2014年の全国消費者物価指数（年平均、2010年＝100）によると、理美容関係の指数は理容100.8、パーマネント102.9、ヘアカット102.2、ヘアカラー101.6、エステティック99.7だった。

生鮮食料品を除く総合指数は102.6で、これを上回ったのはパーマネントだけ。他は下回り、とくにエステティックは100にも届かず不況が長期化している。

理容は2010年以降、99.9、99.8、99.7と低迷していたが、2014年は前年比1.3ポイント上昇した。消費税増税後の4月から上昇したのが大きい。

パーマネントは同じく、100.1、100.2、100.4と上昇していたが、2014年は前年比2.5ポイントと大きく伸ばした。2014年4月に前月比2.8ポイントとほぼ消費税増税分を上げたのが押し上げた。

ヘアカットは2010年以降3年間100が続いたが、2014年は102.2、前年比2.2ポイント上昇した。ヘアカラーは同じく、99.9、99.8、99.9と低迷していたが2014年は前年比1.7ポイント上昇した。やはり消費税増税が影響した。

これに対しエステティックは2009年は100.3、2010年以降は99.4、99.5、99.5と低迷、2014年は前年比0.2ポイント上昇したが、それでも100以下だった。消費税増税を考慮すると長期にわたり右肩下がりに推移しているのがうかがえる。

また、2014年12月の指数は次の通り。
【理美容関係の12月の物価指数（前年同月比）】
理容：101.2（1.5）
パーマ：103.8（3.4）
カット：103.09（3.0）
カラー：102.3（2.3）
エステ：99.5（0）

2014年12月までの物価指数（総務省、2010年＝100）

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