日本の美容は低迷、やはりアジア市場に
Posted on | 12月 9, 2014 | No Comments
「現代ビジネス」というサイトに田村耕太郎氏(前参議院議員)の「シンガポールの日本人美容師に聞く「日本の悪循環」 ~サービス業も内需消滅でアジアへ」と題した2014年12月9日付けの記事が掲載されていた、これを読むと美容だけに限ったことではないが、日本からアジアへという流れの一端が理解できる。
シンガポールで働く日本人美容師さんとの会話をベースにした記事だが、いまの日本の若者の生活防衛的な消費マインドは相変わらずのデフレ志向で、これでは理美容、エステなどへの支出は期待できないし、飲食なども同様とみている。
アベノミクスで物価指数は上昇傾向になっているが、理美容、エステに関しては消費税増税分まではカバーできておらず、デフレ基調から脱却できていない。
このまま若者の生活防衛的な志向が続けば、将来の日本経済の回復は期待できないのかもしれない。
【田村耕太郎氏の略歴】
エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
(「現代ビジネス」より)
「シンガポールの日本人美容師に聞く「日本の悪循環」 ~サービス業も内需消滅でアジアへ」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41370
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