アジアビューティアカデミー設立 日本の美容をアジアに
Posted on | 12月 4, 2014 | No Comments
日本の優れた美容技術をアジアに普及させることを目的にしたアジアビューティアカデミー(ABA)がこのほど設立され、2014年12月3日設立記者会見が開かれた。ABAでは日本標準の美容技術をライセンス化し、アジア各国を対象に教育、検定事業を行う。
吉原理事長は「アジアに日本の美容文化を広め地域に貢献するとともに、ビジネスとして教育事業を行うことで日本の美容業をさらに発展させたい」とABAの設立目的と抱負を語った。
アジア地域が世界経済の中心になることが予想されており、日本がこれまで培ってきた美容のノウハウをもってアジアビューティをけん引していくという意思がある。その背景には日本の美容市場はすでに飽和状態にあり、海外での美容ビジネスの展開に活路を見出すという一面もある。
ABAでは教育ライセンス事業を中心に事業展開していくが、有力サロンが参画していることから、各サロンによって違いのある応用テクニックの標準化は避け、共通のベーシック技術を中心に教育プログラムを作成。教育は1週4日間・1日6時間のカリキュラムを用意し、アジアからの受講生を受け入れるほか、日本から講師を派遣する事業など行う。またアジア各国に拠点となるアカデミーを設置することも視野に入れている。
さらにABAの事業は政府の進める成長戦略にも沿っていることから、将来政府・経産省からの助成も要請していくという。
なお、アジアビューティアカデミーは一般社団法人。会費は入会金10万円、会費はサロン1万円、ディーラー1.5万円、メーカー2万円。事務所は当面アルテサロンホールディング内に置く。
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