全理連の平成26年度決算、赤字の見通し
Posted on | 11月 22, 2014 | No Comments
全理連の平成26年度決算が1600万円余の赤字になる見通しであることが、2014年11月20日開いた理事会で明らかにされた。
背景には慢性的に続く組合員の減少があり、賦課金収入の減をはじめ、賠償責任事業を除く各共済事業の赤字化、また今年度は災害による見舞金の支払いが増えたことが影響した。
決算見通しは、収入15億6589万円(予算16億6040万円)、支出15億8265万円(同16億6040万円)、当期1675万円の赤字。
また、これにともない、
①災害見舞給付金の支給に際して、これまで被災組合の申告に基づき支給していたものを被害状況を証明する書類を添付することに改めるなど厳格化を進める、
②各組合に加入状況などに準じて支払っていた共済特別推進費の停止
などが説明された。
②については、大森利夫理事長は数年前より全理連の財政状況を踏まえ、近い将来支払い停止なることを説明していたが、理事会では理事から存続を求める発言が相次いだ。
なお、平成27年度予算はこれまで通り合理化と予算の集中をすすめ、賦課金の値上げはしないで編成することにしている。
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